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(4)祖谷渓(徳島県)

祖谷渓(いやだに・いやけい)は、徳島県三好市池田町(旧西祖谷山村)にある深いV字型の渓谷です。祖谷川(吉野川の支流)は、剣山に源流をもつ、四国山地を横断する急流で、数十メートルから数百メートルの断崖絶壁が、その流れに沿って10キロメートルにわたって続いています。風光明媚な渓谷で、山肌を埋めつくすように色づく秋の紅葉は絶景です。

一帯は、平家の隠れ里(隠田集落)として名高く、山麓にはりつくように住宅が点在しています。「日本三大秘境」ともいわれ「とくしま88景」に選ばれています。

国道32号(徳島北街道)を、JR土讃線 大歩危駅付近から東へ進み、県道45号(西祖谷山山城線)に入ると、とたんに稜線に沿って走る、アップダウンの多いワインディングロードに。祖谷トンネルを抜けると、「道の駅 にしいや」付近から県道32号(祖谷街道・山城東祖谷山線)に変わります。祖谷川沿いに出て南に向かうと「祖谷のかずら橋」があります。

祖谷川が急流で、しかも深い谷だったために橋が架けられず、両岸の人々の往来のためにシラクチカズラのツルを編んで作ったのが「かずら橋」です。日本三奇橋のひとつである「かずら橋」は、長さ約45メートル。多くの観光客が、ギシギシと音をたてて揺れるようすにスリルを楽しんでいます。現在では、重要有形民俗文化財に指定されています。

再び県道32号を北上。祖谷街道の一番の難所といわれる祖谷渓の中ごろあたりには、谷底まで200メートルという高所に、小便小僧の銅像があります。昔、この道を通う旅人が集まり、岩の上に立って度胸を試していた、ということから設置され、今では祖谷渓のシンボルになっています。

再び県道32号を北上すると、大渓谷の断崖のすぐそばを走るルートに。道幅が狭く、細かいカーブが続くので注意が必要です。

しばらく進むと、祖谷口橋の向こうの国道32号に再び合流。そのまま北上を続ければ、徳島自動車道井川池田ICへと向かいます。

祖谷から井戸口山・国見山をはさんだ西には、吉野川沿いに「大歩危・小歩危」があります。いずれも剣山国定公園の指定地域。約8キロメートルの渓谷で「大股で歩いても小股で歩いても危険」といわれたことが地名の由来。こちらも、自然が生み出した美しさと迫力を満喫できます。

屋島山頂へ向かうルートの所要時間は約8分。入ってすぐは、北に向かって登りのストレートが続きます。

途中の展望の良い場所には、駐車スペースや展望台がいくつもあり、停車して抜群の眺めを堪能することができます。源平屋島古戦場を望む展望所では、壇ノ浦、那須与一の扇の的、船隠しなどの場所が紹介された案内板があります。

中腹近くには、名物のミステリーゾーンがあります。「上ってる 下ってる?」の看板が目印です。実際には上り道なのに、目の錯覚で奥に向かって下り道のように見えるという不思議なスポットです。

また、一般の歩行者用登山道との平面交差が数ヶ所あり、屋島寺を参拝するお遍路さんがよく利用しています。危険なのでスピードの出しすぎには注意が必要です。

間もなく、山上の大駐車場(無料)に到着します。短距離ですが、素晴らしい景色を眺められる、魅力的なツーリング・ドライブロードです。

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